災害対応ロボットの視覚機能に関する研究


◆研究概要
大地震や原子力発電所事故等によって発生する事故・災害現場は、人間が立ち入って作業するには極めて危険な環境であるので、そのような環境下で人間に代わって作業を行うロボットが求められています。早稲田大学高西研究室では、そのような危険環境下で人間の代わりに作業を行うロボットとして災害対応ロボットWARECを開発しています。
本研究では、WARECが視覚情報を用いて災害対応に関する作業を円滑に実現できるようにすることを最終目標としています。本研究では、①ロボットの梯子昇降時の梯子の桟の検出、②ロボットが不正路面上を移動する際の不正路面情報の取得、③ロボットのマニピュレーション時の物体検出についての研究を行っています。

◆共同研究・協賛
災害対応ロボットWAREC(早稲田大学 高西淳夫研究室)

◆発表文献
〇国際会議
[1] Keishi Nishikawa, Zhao Wang, Jun Ohya, Takashi Matsuzawa, Kenji Hashimoto, and Atsuo Takanishi ,“Automatic, Accurate Estimation of the position and pose of a Ladder in 3D Point Cloud”, The 5th IIEEJ International Workshop on Image Electronics and Visual Computing