環境モニタリングロボットの視覚情報処理に関する研究


◆研究概要
近年、環境破壊、野生動物の減少といった環境問題が多発しています。このような問題に対処していくためには、自律ロボット等を活用して自動的に環境モニタリングを行い、災害の予測や状況をより正確に把握することが求められてます。
本研究では、早稲田大学 高西淳夫研究室にて開発された環境モニタリングロボットであるWAMOT(Waseda Animal Monitoring Robot)を使用し、環境マップや動物の生態マップを作成することを最終目標としています。WAMOTは長期間の自律的な観測に耐えうるよう充電ステーションを使用しており、ロボットのバッテリーが不足したら自動で充電ステーションに帰還・充電を行い、再び観測を行う動作を繰り返すことで周辺環境を把握するシステムとなっています。本研究では視覚機能を利用してWAMOTが自動的に充電と観測を繰り返し行うためのシステムの研究を行っています。

◆共同研究・協賛
WAMOT(早稲田大学 高西淳夫研究室)